冷えが招く病気

冷えが招く病気
東洋医学では、昔から「冷えは万病のもと」といわれ、さまざまな病気の根底にあるものとして治療の対象とされてきました。
ところが、冷え症ではなく冷え性と表記されることからもわかるとおり、西洋医学では「冷え」の概念がなく、「冷え性」に該当する単語もありません。
しかし、冷えをあなどっていてはいけません。
冷えは、肩こりや頭痛、不眠や肌荒れなどの症状だけでなく、さまざまな病気を誘引してしまうおそれもあります。
冷えによって引き起こされることが多い病気や、症状が重くなる傾向がある病気には、次のようなものがあります。
・アレルギー性疾患(気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎、じんましん、花粉症、アレルギー性胃腸炎など)。
・自律神経失調症および関連疾患。
・慢性関節リウマチおよび合併症。
・気管支炎(急性・慢性)。
・膀胱炎および泌尿器系の病気。
・婦人病(子宮内膜症、不妊症など)。
これらの病気は、冷えが直接的な原因とまでは断定されていませんが、慢性的な冷えが要因の一つとなって症状が重症化することや発病することがあるとされています。
そのため、体質的な冷えであっても症状の軽減に努めて、予防の対策をとることが、病気の予防や症状緩和につながります。
なお、慢性的な冷えの症状があると、体の新たな不調や病気の兆候に気付きにくいかもしれません。
いつもと違うつらさがあったり何か不安に思ったりしたときには、この程度で病院に行くのはおかしいなどと思わずに病院へ行くようにしましょう。
診察の結果、特に病気ではないとわかるのも、安心できてよいでしょう。
がん克服